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SolidWorksの図面で中身を見せる|断面図の作り方とハッチング

縦向きの図面用紙。上の図にカット線A-A、下の断面図は壁にハッチングが入っている SOLIDWORKS

中を空けた箱を図面にします。

正面から見ると、ただの四角です。

壁が何ミリなのか、外からは分かりません。

切って見せる図が要ります。断面図です。

考え中のもずく

もずく
四角にしか見えないけど、これ中が空いてるんだよね。

ぴよすけ
外から見える線だけだと、そこは伝わらないからね。

通常のぴよすけ

断面図は「図面」タブにある

画面の上のタブを「図面」にします。左から4番目が「断面図」です。

押すと、左側にこの画面が出ます。

断面図アシスタントの画面。カット線の種類が4つ並んでいる
「断面図アシスタント」。カット線のボタンが4つ並ぶ

「断面図アシスタント」です。

上に「断面図」と「半断面」のタブがあります。今回はそのまま断面図を使います。

メッセージ欄にはこう書いてあります。

カット線を選択し、ビュー上に配置します。

やることが先に書いてあります。 カット線を選んで、ビューの上に引く。それだけです。

カット線は4種類

「カット線」の欄にボタンが4つ並んでいます。

縦・横・補助・整列の4つです。

ここで選んだ向きが、断面図がどこに並ぶかを決めます。横のカット線を選ぶと、断面図は上下に並びます。

下に「断面図の自動開始」というチェックもあります。

手順

  1. 「図面」タブ →「断面図」
  2. カット線の種類を選ぶ
  3. ビューの上をクリックしてカット線を引く
  4. 置きたい位置へ動かして、もう一度クリック

カット線を引くと、左のパネルが「断面表示 A-A」に変わります。

ここに「反対方向」というボタンがあります。切った面をどちら側から見るかを、あとから反転できます。

緑のチェックで確定します。

図面シート。上のビューにカット線A-A、下に断面図が並んでいる
上にカット線A-Aと矢印、下に断面図ができた

上のビューにカット線A-Aと矢印が入り、下に断面図ができました。

ハッチングは自動で入る

断面のところを拡大します。

断面図の拡大。壁の部分にハッチングが入っている
壁のところにハッチング。中が空いていることも肉厚も見える

壁のところにハッチングが入っています。 中が空いていることも、壁が何ミリぶんあるかも、この図なら見えます。

ハッチングは自分で描くものではありません。 「断面表示 A-A」のパネルに「自動ハッチング」という項目があって、最初から入るようになっています。

図の下には「断面図 A-A」というラベルと、スケールが自動で入ります。

ひらめいたもずく

もずく
ハッチング、自分で描くのかと思ってた。

ぴよすけ
切った面には自動で入るよ。名前も勝手に付く。

OKサインのぴよすけ

大きすぎたら、ビューごとにスケールを変える

やってみると、ビューが用紙いっぱいになることがあります。

部品が大きいのに、シートのスケールが拡大側のままだと、こうなります。

直す場所はビューのほうです。

ビューをクリックすると、左のパネルに「スケール(A)」が出ます。

ビューのスケール欄。ユーザー定義のスケール使用が選ばれている
ビューを選ぶと出る「スケール(A)」。このビューだけ別の値にできる

選べるのは2つです。

  • シートのスケール使用 … 図面全体の設定に従う
  • ユーザー定義のスケール使用 … このビューだけ別にする

ユーザー定義を選んで、下の欄から値を選びます。

断面図には、もうひとつ選択肢がある

断面図のほうを選ぶと、項目が3つになります。

  • 親のスケール使用 ← 既定
  • シートのスケール使用
  • ユーザー定義のスケール使用

「親」は、元になったビューのことです。既定がこれなので、元のビューを小さくすると、断面図も一緒に小さくなります。

片方だけ直せばいい、ということです。

シート全体のスケールをどこで見るかは、1枚目の記事に書きました。

SolidWorksで図面を作る最初の1枚|用紙とスケールはここで決まる

慌てているもずく

もずく
はみ出したとき、シートのほうを触ってた。

ぴよすけ
ビューごとに持ってるからね。1つ直せば連れて変わるよ。

真剣な顔のぴよすけ

まとめ

  • 断面図は「図面」タブの左から4番目
  • 押すと「断面図アシスタント」が出る。タブは断面図と半断面
  • カット線は4種類(縦・横・補助・整列)。選んだ向きで、断面図が並ぶ場所が決まる
  • カット線を引くと「断面表示 A-A」のパネルになる。「反対方向」で見る向きを反転できる
  • ハッチングは自動で入る。 「自動ハッチング」という項目がある
  • 図の下に「断面図 A-A」とスケールが自動で付く
  • 大きすぎたら、ビューを選んで「スケール(A)」でそのビューだけ変える
  • 断面図の既定は「親のスケール使用」。 元のビューを変えれば一緒に変わる
うれしそうなもずく

もずく
中が見える図って、こうやって作るんだ。

ぴよすけ
外から見えないものは、切って見せるしかないからね。

ドヤ顔のぴよすけ

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