部品の数が多いアセンブリは、開くのも、画面で回すのも重いです。
でも、もう中身をいじらないのであれば、部品の集まりである必要はありません。形だけ残せば十分です。

もずく
開くたびに待たされるんだよね。
ぴよすけ
中を触らないなら、形だけにしちゃえばいいよ。

探すのは「指定保存」の中のファイルの種類
専用のコマンドがあるわけではありません。保存の画面で、ファイルの種類を変えるだけです。
アセンブリを開いた状態で、「ファイル」→「新規保存…」(開くダイアログの名前は「指定保存」)。
ファイルの種類を開くと、2番目にこれがあります。

SOLIDWORKS Assembly (*.asm;*.sldasm)
SOLIDWORKS Part (*.prt;*.sldprt) ← これ
SOLIDWORKS 2024 Assembly(*.sldasm)
SOLIDWORKS 2025 Assembly(*.sldasm)
…
アセンブリを開いているのに、保存の種類としてパーツが選べます。 ここが気づきにくいところです。
選ぶと「保存するジオメトリ」が出てきます
Partを選ぶと、ダイアログの中身が変わります。

| 選択肢 | 中身 |
|---|---|
| 全構成部品(M) | 既定。 中の部品を全部ボディとして持ってくる |
| 外側の面(X) | |
| 指定した構成部品を含む(S) |
下には「デフォルトを上書き」「ジオメトリ参照の保持」のチェックもあります。
ファイル名の拡張子も、自動で .SLDPRT に変わります。
元のアセンブリは、そのまま残ります
別名で保存されるので、元のアセンブリは無事です。 これは指定保存の性質そのままです。
SolidWorksに「名前を付けて保存」が無い|探すのは「指定保存」
実際にやって、ファイルを測ってみました。
| ファイル数 | 合計サイズ | |
|---|---|---|
| 変換前 | 3(アセンブリ+部品2つ) | 387 KB |
| 変換後 | 1(パーツだけ) | 181 KB |
ファイルは1つになり、サイズも半分以下になりました。 部品数が200個あるような基板なら、差はもっと大きくなります。
できたパーツの中身
開いてツリーを見ると、こうなっています。

- ソリッドボディ(3) … 構成部品の数だけボディができる
- ボディの名前は 「部品名-1-solid1」 の形
- 構成部品も、合致も、ありません
軽くなる代わりに、失うものがここです。 部品ごとの情報も、組み立ての関係も無くなります。
だから、元のアセンブリは必ず残します。

もずく
戻せなくなるわけじゃなくて、元が残ってるんだ。
ぴよすけ
そう。軽いほうは渡す用、元は直す用って分けるといいよ。

開くと「フィーチャー認識」を聞かれます
できたパーツを開くと、これが出ます。

フィーチャー認識を続行しますか?
形だけ使うなら「いいえ」で大丈夫です。 軽くするのが目的なので、わざわざ履歴を作り直す必要はありません。
まとめ
- 重いアセンブリは、1つのパーツに変換すると軽くなる
- 専用のコマンドは無い。「ファイル」→「新規保存…」でファイルの種類を変える
- ファイルの種類の2番目が「SOLIDWORKS Part」
- 選ぶと「保存するジオメトリ」が出る。既定は「全構成部品」
- 元のアセンブリは残る。 必ず別名で作る
- できたパーツはソリッドボディだけ。構成部品も合致も無くなる
- 開くときの「フィーチャー認識」は「いいえ」でよい

もずく
3つのファイルが1つになった。
ぴよすけ
渡すときもラクだよ。中を触らないならね。


