※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

SolidWorksで長さを知りたいだけのとき|探すのは「寸法」ではなく「測定」

寸法を入れるスマート寸法と、長さを知るだけの測定を左右に並べた絵 SOLIDWORKS

作ったモデルの長さを知りたいことがあります。

図面にするほどではない。ただ、いま何ミリなのか見たいだけ。 そういうときに「寸法」を探すと、スマート寸法が出てきます。でもあれは寸法を入れるコマンドです。

考え中のもずく

もずく
入れたいんじゃなくて、知りたいだけなんだけど。

ぴよすけ
それ専用のがあるよ。「測る」ほうのコマンド。

通常のぴよすけ

探す言葉は「測定」

場所は「評価」タブです。干渉認識と質量特性のとなりにあります。

評価タブの左のほう。干渉認識と質量特性のとなりに測定のボタンがある
評価タブの左のほう。干渉認識・質量特性のとなりが測定

「寸法」と「測定」は別のものです。

やりたいこと使うもの
図面やモデルに寸法を入れたいスマート寸法
いま何ミリか知りたいだけ測定

測定で見た数字は、モデルには何も残りません。 見るだけです。だから気軽に押せます。

この3つは同じタブに並んでいます。「調べる系」は評価タブと覚えてしまうと早いです。


開いても、まだ何も出ません

測定のダイアログ。開いた直後で選択の欄がまだ空になっている
開いた直後。選択の欄はまだ空

ダイアログの名前は「測定」です。開いた時点では空っぽで、上の青い欄に選んだものが入っていきます。

画面のほうをクリックして選びます。 ダイアログの中では選べません。


1つ選ぶ:長さ

辺を1つクリックします。

エッジを1つ選んだところ。長さ160.00mmと出ている
エッジを1つ選ぶと、長さが出る
エッジ<1>
長さ: 160.00 mm

クリックしただけで出ます。 確定も、計算ボタンもありません。


面を選ぶと「領域」と「外周」

今度は面をクリックします。

面を1つ選んだところ。領域と外周が出ている
面を1つ選ぶと、領域と外周が出る
面<1>
領域: 7200.00 mm^2
外周: 410.00 mm

ここも言葉が独特です。

ふつうの言い方測定での表示
面積領域
周の長さ外周

「面積」を探しても見つかりません。 出ているのは「領域」です。

慌てているもずく

もずく
面積って書いてないから、無いのかと思ってた。

ぴよすけ
あるんだよ。名前が違うだけ。

説明するぴよすけ

2つ選ぶ:距離と、ついでに関係

続けてもう1つクリックすると、2つの関係を見てくれます。

面を2つ選んだところ。垂直であることと距離とデルタが出ている
面を2つ選ぶと、距離のほかに向きの関係も出る
選択された2つのアイテムはそれぞれに対して垂直になります。
距離: 14.14 mm
デルタ X: 10.00 mm
デルタ Y: 0.00 mm
デルタ Z: 10.00 mm
合計領域: 10800 ミリメータ^2

数字より先に、「垂直になります」という1行が出ています。

距離だけでなく、XYZそれぞれのズレ(デルタ)も出ます。 「斜めに14mm離れている」のか「Xに10mm、Zに10mmずれている」のかが、同時に分かります。

垂直な面どうしなので、ここでの距離はいちばん近いところ同士の距離です。


選びすぎると、止まります

選んだものは、消すまで積み重なります。 ここでつまずきました。

選びすぎたときの表示。選択エンティティの組み合わせは無効ですと出ている
選びすぎると「選択エンティティの組み合わせは無効です」と出る
選択エンティティの組み合わせは無効です。

数字が出なくなったときは、欄を見てください。 いらないものが残っているはずです。

消すには、何も無いところをクリックします。 モデルの上をクリックすると、消えるどころかその面が足されます。背景の、本当に何も無いところです。


まとめ

  • 長さを知るだけなら「測定」。場所は「評価」タブ
  • スマート寸法は「入れる」、測定は「知る」。測定はモデルに何も残さない
  • 開いた時点では空。画面のほうをクリックして選ぶ
  • 1つ選ぶと、辺なら長さ、面なら領域と外周
  • 「面積」ではなく「領域」、「周長」ではなく「外周」と出る
  • 2つ選ぶと、距離とデルタX・Y・Z、それに垂直かどうかまで出る
  • 選択は積み重なる。 止まったら、何も無いところをクリックして消す
うれしそうなもずく

もずく
入れなくても、見るだけでいいんだ。

ぴよすけ
図面にしない段階でも、寸法は確かめられるんだよ。

ドヤ顔のぴよすけ

SolidWorksで検索しても出てこないのは、名前が違うから|用語の読み替え表

タイトルとURLをコピーしました