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SolidWorks コマンド切替が面倒…を解決する時短テク

SolidWorksのスケッチ時短テク3つ(描きながら寸法入力・切り替え不要で描ける・寸法をすぐ表示)を紹介するサムネイル SOLIDWORKS
SolidWorksのコマンド切替を減らして、スケッチ作業を効率化する時短テクを初心者向けに解説

SolidWorksを使い始めたばかりのころ、「コマンドを毎回切り替えるのが面倒…」と感じたことはありませんか?

線を引いて、寸法を入れて、また別のコマンドに切り替えて…。この繰り返しで、思った以上に時間がかかってしまいますよね。

実はこれ、設定を2つ変えるだけで大きく改善します。さらにマウスの動かし方とショートカットを覚えると、スケッチの速さは別物になります。

この記事では、初心者でもすぐ使えるスケッチの時短テクニックを、画面つきでまとめました。

もずく 困り顔

もずく
線を引く→寸法コマンドを開く→数値を入れる…毎回これ、地味にしんどい。

ぴよすけ
それ、設定を変えれば1回で終わるよ。切り替えてる時間がもったいない。

ぴよすけ ドヤ顔

この記事でわかること

  • スケッチが遅くなる原因
  • 最初にやるべき設定
  • 描きながら寸法を入れる方法
  • コマンドを切り替えずに直線と円弧を描く方法
  • 覚えておくと得なショートカット
  • やらない方がいい時短

スケッチが遅くなる原因

まず大前提として、3Dモデリングは2Dスケッチ → 押し出し・回転で3D化という流れです。つまりスケッチが遅い=全部遅くなるということ。

よくある原因はこの4つです。

  • 毎回コマンドを切り替えている
  • 寸法を後からまとめて入れている
  • 無駄なクリックが多い
  • 2D図面の感覚のまま作業している

どれも「知らないから起きている」だけで、直せるものばかりです。

最初にやるべき設定(超重要)

まずここをチェックしてください。「ツール」→「オプション」→「システムオプション」→「スケッチ」と進みます。

「エンティティ作成時にスクリーン上で値の入力を有効にする」にチェックを入れた設定画面
スケッチ作成時にその場で寸法入力できるよう設定を有効化

この2つに必ずチェックを入れます。

  • エンティティ作成時にスクリーン上で値を入力
  • 値が入力された場合にのみ寸法を配置

1つ目だけonにすると、線を引くたびに寸法が自動で入ってしまい、かえって邪魔になることがあります。2つ目もセットでonにするのがポイントです。

この設定をするだけで、描きながらその場で寸法入力ができるようになります。

テク①:描きながら寸法入力する

これまでのやり方は、こうだったはずです。

  1. 線を描く
  2. 寸法コマンドを開く
  3. 数値を入力する
  4. コマンドを閉じる

4手順です。地味に時間がかかります。

スケッチで線分を作成している状態

でも先ほどの設定をonにすると、線を引いた瞬間に数値入力の枠が出ます。そのまま数字を打ってEnterするだけ。

寸法入力後、線が黒色になり完全定義された状態
寸法入力後、線が黒色になり完全定義された状態

線が黒くなって完全定義された状態です。4手順が1手順になりました。

スケッチ1本あたり数秒の差でも、部品1個で何十本と線を引くので、積み重なると大きな差になります。

テク②:直線と円弧を切り替えずに描く

普通は「直線コマンド」「円弧コマンド」を切り替えますよね。でも実は切り替え不要です。

直線コマンドのまま、線の端点にカーソルを戻してから動かすと、接線円弧に切り替わります。

接線円弧を使って角を丸める操作
接線円弧を使って角を丸める操作

キーボード派なら、直線コマンド中に「A」キーを押しても円弧に切り替わります。もう一度押すと直線に戻ります。

半径もその場で入力できます。

円弧の半径を50mmで入力
円弧の半径を50mmで入力

角丸のある形状を描くときに、この差はかなり効きます。

テク③:寸法コマンドを使わない

線をクリックするだけで寸法が入るので、いちいち寸法コマンドを開かなくてOKです。

角度を入れたいときは Ctrl + クリック で2本の線を選ぶと、角度寸法が出ます。

テク④:覚えておくと得なショートカット

全部覚える必要はありません。この6つだけで十分速くなります。

キー何が起きるか使う場面
Sショートカットバーが出るコマンドをマウス近くで選べる。一番おすすめ
A直線↔接線円弧の切り替え角丸を描くとき
F画面全体にフィット図形が見えなくなったとき
Ctrl + 8選んだ面に対して正面を向くスケッチを描く前に必ず
Ctrl + 7斜めから見た向き(不等角投影)に戻す立体を確認するとき
G拡大鏡が出る細かい端点を狙うとき

特に Ctrl + 8(面に垂直) は、スケッチを描く前の習慣にしてください。斜めから見たまま描くと、思った位置に線が引けません。

テク⑤:マウスジェスチャーを使う

SolidWorksにはマウスジェスチャーという機能があります。

画面上で右クリックしたまま、上下左右にドラッグすると、円形のメニューが出てコマンドを選べます。マウスを動かした方向で決まるので、慣れると画面を見ずに切り替えられるようになります。

割り当ては「ツール」→「カスタマイズ」→「マウスジェスチャー」で自分好みに変えられます。よく使うコマンドを4方向に入れておくと快適です。

もずく ひらめき

もずく
右クリックしながら動かすだけ?それなら手を動かす距離が減るね。

ぴよすけ
そう。時短の本質は「移動距離を減らすこと」。コマンドを探して画面の端まで行くのが一番のロス。

ぴよすけ 解説

やらない方がいい時短

速さを求めるあまり、あとで自分が困るパターンもあります。

  • 完全定義しないまま次に進む → 一時的には速いですが、修正のたびに形が崩れて結局遅くなります
  • 1つのスケッチに形を詰め込みすぎる → エラーが出たときに原因を探せなくなります
  • 原点を使わずに描く → 拘束が足りず、いつまでも青いままになります

時短は「作る速さ」だけじゃなく、「直す速さ」まで含めて考える。そこが大事です。

練習してみよう

設定を変えたら、3分だけ手を動かしてみてください。

  1. 上のオプション2つにチェックを入れる
  2. 正面を選んで Ctrl + 8 を押す
  3. 直線コマンドで線を1本引き、その場で「50」と入力してEnter
  4. 続けて端点から 「A」キー を押して円弧にしてみる
  5. F を押して全体表示に戻す

この流れが手に馴染めば、もうコマンド切り替えでイライラすることはありません。

もずく 喜び

もずく
設定変えただけで、こんなに変わるんだ…!最初に知りたかった。

ぴよすけ
みんなそう言う。知ってるか知らないかだけなんだよね。

ぴよすけ OK

まとめ

  • まずオプションの2つにチェック
  • 描きながら寸法入力で4手順が1手順に
  • 直線⇔円弧は端点に戻すか「A」キーで切り替え不要
  • S・A・F・Ctrl+8・Ctrl+7・G の6つだけ覚える
  • マウスジェスチャーで移動距離を減らす
  • 完全定義を飛ばす「時短」は逆に遅くなる

私自身も、最初は毎回コマンドを切り替えて作業していました。これらを覚えてから作業時間がはっきり短くなったので、まずは設定変更だけでも試してみてください。

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