もらったデータがインチだった。あるいは、作っているのに単位が思っていたのと違う。
単位を変えたいだけなのに、「設定」を開いても見つかりません。 メニューを上から下まで探して、それらしい名前が無い。

もずく
単位って、どこで変えるの。
ぴよすけ
ずっと画面に出てるよ。右下。

右下に出ている「MMGS」が、それです
画面のいちばん下の帯(ステータスバー)の右のほうを見てください。

MMGS と出ています。これがいまの単位です。
| 表示 | 読み方 |
|---|---|
| MMGS | mm・g・秒(ミリメートル/グラム/秒) |
| MKS | m・kg・秒 |
| CGS | cm・g・秒 |
| IPS | インチ・ポンド・秒 |
頭文字を並べただけです。意味が分かってしまえば簡単ですが、知らないうちは記号にしか見えません。 ずっと出ているのに、目に入らない理由はそこだと思います。
クリックすると、その場で変えられます
この「MMGS」は押せます。

- MKS・CGS・MMGS・IPS の4つから選ぶだけ
- チェックが付いているのが、いまの設定
- いちばん下に「ドキュメント単位編集…」
設定画面を探す必要はありません。 ここで終わります。

もずく
ずっと見てたのに、押せると思ってなかった。
ぴよすけ
ボタンに見えないからね。

細かく決めたいときは、奥の設定
小数点以下の桁数まで決めたいときは、こちらです。
ツール → オプション → 「ドキュメント プロパティ」タブ → 単位
さっきのメニューの「ドキュメント単位編集…」からも、同じ場所に行けます。

ここでは単位系が5つあります。ステータスバーの4つに「ユーザー定義」が加わります。
下の表で、ひとつずつ決められます。
| タイプ | いまの中身 |
|---|---|
| 長さ | mm/小数 .12(小数点以下2桁) |
| 代替単位の長さ | インチ |
| 角度 | 度 |
| 質量 | g |
| 単位毎の容積 | millimeters^3 |
「代替単位の長さ」にインチが入っています。 mmと一緒にインチも出したいときのための欄です。
質量特性の「grams」も、ここで決まっています
重さを調べたときに grams と出るのは、この表の「質量」が g になっているからです。
測ったときに出る数字の単位は、全部ここで決まっています。 普段は意識しませんが、調べ物をするたびに顔を出す設定です。
SolidWorksで部品の重さを知る|探すのは「質量特性」、その前に「材料」
「ドキュメント プロパティ」は、その書類だけ
オプションの画面にはタブが2つあります。
| タブ | 名前が言っていること |
|---|---|
| システム オプション | SolidWorks全体の設定 |
| ドキュメント プロパティ | いま開いている書類の設定 |
単位は「ドキュメント プロパティ」のほうにあります。 つまりファイルごとの設定です。
もらったファイルの単位がインチだったとき、そのファイルだけ直せばいい。でも逆に、直したつもりでも、直したのはそのファイルだけということでもあります。
まとめ
- いまの単位は画面右下のステータスバーに出ている
- MMGS は mm・g・秒の頭文字。MKS/CGS/IPS も同じ読み方
- その表示をクリックするだけで切り替えられる。設定画面を探さなくていい
- 細かく決めるなら「ツール → オプション → ドキュメント プロパティ → 単位」
- メニューの「ドキュメント単位編集…」からも同じ場所に行ける
- 奥の画面ではユーザー定義も選べて、小数点以下の桁数まで決められる
- 「代替単位の長さ」でインチを併記できる
- 質量特性の g も、ここの設定
- 単位は「ドキュメント プロパティ」=ファイルごとの設定

もずく
探さなくても、ずっとそこにあったんだ。
ぴよすけ
読み方を知らないと、見えないものってあるんだよ。

