※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

SolidWorksの図面をPDFにする|探すのは「異なるフォーマットとしてエクスポート」

ファイルメニューの異なるフォーマットとしてエクスポートが選ばれていて、右の欄にはファイルの種類としてAdobe PDFが入っている SOLIDWORKS

図面ができました。あとはPDFにして渡すだけです。

ファイルメニューを開きました。上から下まで見ます。

「PDF」という字がどこにもありません。

考え中のもずく

もずく
保存の種類で選ぶんだと思ってたんだけど。

ぴよすけ
その手前の、メニューの名前でつまずいてるんだよ。

通常のぴよすけ

メニューに「PDF」という字は無い

図面を開いた状態のファイルメニュー。PDFという文字はどこにも並んでいない
図面を開いた状態のファイルメニュー。PDFという字はどこにもない

並んでいるのはこういう項目です。

  • このPCに保存
  • 新規保存
  • テンプレートとして保存
  • 共有
  • Pack and Go
  • 異なるフォーマットとしてエクスポート
  • 印刷

正解はこの中にあります。 ただ、名前が「PDF」と結びつきません。

探している言葉SolidWorksでの名前
図面をPDFにしたい異なるフォーマットとしてエクスポート

「エクスポート」という言葉自体は知っていても、PDFは「書き出すもの」より「保存するもの」だと思っていると、ここを素通りします。私もそうでした。


押すと、もうPDFになっている

エクスポートのダイアログ。ファイルの種類が最初からAdobe Portable Document Formatになっている
ファイルの種類が最初から「Adobe Portable Document Format (*.pdf)」になっている

ここがこの機能のいいところです。

図面を開いた状態でこれを押すと、ファイルの種類が最初からPDFになっています。 一覧を開いて探す必要がありません。ファイル名も、部品の名前に .pdf が付いた形で入っています。

下にボタンが2つあります。

  • 保存してPDF表示 … チェックを入れると、書き出したあとPDFがそのまま開きます
  • オプション… … 中身はこのあと見ます

そして実行するボタンは「保存」ではなく「エクスポート」です。これも探しているときに目が滑るところです。


DXFもDWGも、同じ場所から出せる

ファイルの種類を開くと、こういう並びでした。

ファイルの種類の一覧。PDFの下にDwgとDxfが並んでいる
ファイルの種類の一覧。PDFの下にDwgとDxfが並んでいる
SOLIDWORKS Drawing (*.drw;*.slddrw)
SOLIDWORKS 2024 Drawing (*.slddrw)
SOLIDWORKS 2025 Drawing (*.slddrw)
Adobe Illustrator Files (*.ai)
Adobe Photoshop Files (*.psd)
Adobe Portable Document Format (*.pdf)
Dwg (*.dwg)
Dxf (*.dxf)
eDrawings (*.edrw)
JPEG (*.jpg)
Portable Network Graphics (*.png)
Tif (*.tif)

PDF・DXF・DWG・AIが全部ここにあります。 版下をAI形式やDXF形式で渡すときも、出どころは同じです。

SolidWorksでスケッチを別の平面にコピーする方法|探すのは「コピー」ではない

SOLIDWORKS 2024 Drawing・2025 Drawing があるのにも気づきました。相手が古いSolidWorksを使っているときに、そちらで開ける形で出せます。

DXFで出したあと「縮尺が合わない」と言われることがあります。そのときに見る場所はこちらです。

SolidWorksのDXFで「縮尺が合わない」と言われたら|見るのはビューのスケール


色と線の太さは「オプション」で決まる

さきほどの「オプション…」を押すと、こういう画面が開きます。

システムオプションのPDFの画面。カラーエクスポートや線の太さのチェック項目が並んでいる
システム オプション – PDF。上に「ファイル フォーマット:PDF」とある
項目最初の状態
PDF カラー エクスポートオン
フォントを埋め込むオン
高精度ラインオフ
ヘッダー/フッターを印刷オフ
指定プリンタの線の太さ設定を使用オン
図面用紙の色を含めるオフ
ブックマークを含むオン

見ておきたいのは3つです。

① 色。 「PDF カラー エクスポート」が最初からオンです。モノクロで渡したいなら、ここを外します。

② 線の太さ。 「指定プリンタの線の太さ設定を使用(ファイル、印刷、線の太さ)」がオンです。つまりPDF側で太さを決めているのではなく、印刷の設定に従っています。 線の太さを変えたいときに探す場所が、ここではないということです。

③ 用紙の色。 「図面用紙の色を含める」はオフです。画面の背景がグレーでも、PDFは白い紙になります。

ひらめいたもずく

もずく
線の太さは、印刷のほうを見にいくんだ。

ぴよすけ
そう。だから太さを直したいときは、印刷の設定のほうを開くことになるよ。

説明するぴよすけ

出てみると、こうなります

書き出したPDF。白い紙に図枠とゾーン記号と表題欄が出ている
書き出したPDF。紙は白く、図枠も表題欄もそのまま出ている

紙は白いです。 オプションの「図面用紙の色を含める」がオフ、という説明どおりでした。

図枠・ゾーンの記号・表題欄は、そのまま全部出ます。 図枠まわりを直したあとなら、その結果がそのまま紙になります。

SolidWorksの表題欄に文字が入れられない|探すのは「シートフォーマット編集」


まとめ

  • ファイルメニューに「PDF」という字は無い
  • 探す言葉は「異なるフォーマットとしてエクスポート」
  • 図面なら、押した時点でファイルの種類がPDFになっている
  • 実行ボタンは「保存」ではなく「エクスポート」
  • DXF・DWG・AIも同じ場所から出せる
  • 色は「PDF カラー エクスポート」が既定でオン。モノクロにしたいなら外す
  • 線の太さはPDF側ではなく、印刷の設定に従う
  • 用紙の色は入らないので、PDFは白い紙になる
うれしそうなもずく

もずく
保存のつもりで探してたから、見つからなかったんだ。

ぴよすけ
PDFは「別の形にして出す」ほうだからね。

ドヤ顔のぴよすけ

SolidWorksの図面でつまずくのは、だいたい同じ5か所|図面の基本まとめ

SolidWorksで検索しても出てこないのは、名前が違うから|用語の読み替え表

タイトルとURLをコピーしました